JA共済連は17日、主催する「第44回 小・中学生交通安全ポスターコンクール」において、応募のあった16万4483点のうち、「スマートフォンの使用マナー」向上を呼びかけるものが訴求テーマとして3年連続で最も多かったと発表した。
JA共済連では、平成16年度から、全国コンクール審査作品のテーマを集計し、小・中学生がどのような視点から交通安全を捉えているのか分析している。今年度は、「スマートフォンの使用マナー」向上を訴える作品が構成比15.7%で訴求テーマのトップとなった。
年齢別にみると、小学校低学年(1年から3年)で5.2%、高学年(4年から6年)で14.2%、中学生では28.1%が同テーマを題材に選択していた。また、作品の絵柄から、訴求の対象を分析すると、「歩行者」が34.5%、「自転車」が21.8%、「ドライバー」が36.4%、その他が7.3%となった。JA共済連は、小・中学生が交通に係わる様々な人に向けてスマートフォンの使用マナー向上を訴えていると解説している。