2015年もあとわずか。今年はどんな一年でしたか? わりとグダグダっていうかなあなあっていうか、なんか忙しくて……というあなた、来年はちょっとだけそれを変えてみませんか? アプリにできることは限られていますが、何もないより多少は上向きになるためのサポートができるかも。そしてほんの1度上向くだけでも、1年後に到達できる場所は全く違っているはずです。
今回は生活習慣を日々サポートしてくれるアプリをピックアップしました。Apple Watchをお持ちなら、きっと頼れるサポーターになってくれると思いますよ。
やるべきこと・やりたいことを習慣にする「Streaks」
「Streaks」は、毎日の習慣にしたいタスクをチェックリストにして記録できるアプリ。運動や勉強など、目標を立ててもうっかり忘れて三日坊主になりがちな人でも、指定した時間・曜日にリマインドしてくれるので大丈夫。花の水やりや資源物回収など、忘れがちな作業を思い出すためにも最適です。iOSの「ヘルスケア」と連動し、歩行や消費カロリーなどの値を取得して自動的に目標達成を記録してくれる項目もあります。
単にチェックするだけでなく、結果を記録してくれるので達成した日数や継続率が視覚的に分かるのがいいところ。昨日もできた、という小さな達成感が明日も続けようというモチベーションにつながります。Apple Watchでもタスクにチェックを入れられるので、終わったその時に即達成。リマインダーが届いたら即実行することで、気づいた時にすぐやる習慣も身につくかも。
このアプリで設定できるタスクは最大6個。少ない気もしますが、実際にやってみると、数をこなすよりも限られた数をしっかり実行し続けることに意義があると感じます。とりあえず、やる気がない日でもこれだけはやっておくか、と思う項目を設定してみては。
カラダに意識を向ける第一歩に「WaterMinder 」
「WaterMinder」は、水分摂取に特化してリマインドと記録をしてくれるアプリ。成人の場合、食事以外に1日1.5リットル程度の水分を摂取するべきと言われていますが、よほど気にしていないと飲んだ量なんて把握できません。WaterMinderでは体重や性別などから必要な水分量を計算し、飲んだ量を入力することで1日の達成度を表示してくれます。入力はタップでボタンを選ぶだけ。各ボタンごとに補給される水の量をカスタマイズできます。
Apple Watchでも通知を受け取ったり、タップして簡単に入力が完了。飲んだらすぐに手元で入力すれば忘れませんね。
水分が十分に補給されることで、食欲が抑制されてダイエットに効くとか、老廃物が排出されて美肌に良いなどと言われています。夏の熱中症対策にはもちろん、意外に水分を補給しにくい冬の健康管理にも大切です。身体の状態を気にする第一歩に、このお手軽さがおすすめです。
呼吸が整うと気持ちも整う「3 Minute Mindfulness」
「3 Minute Mindfulness」は"3分の気付き"といった感じの意味。深呼吸で心を整えるためのアプリです。タップでメニューをスタートし、「Inhale through nose(鼻で吸う)」「Deep breath in(深く吸う)」「Hold it(止める)」「Exhale through mouth(口から吐く)」などリングの表示に合わせて呼吸をします。英語版ですが、この4つが分かればだいたい大丈夫。実行中は吸う・吐くの切り替えに合わせて合図の音が鳴るので、順番が分かればあとは目を閉じていてもOKです。
Apple Watchでも動作しますが、画面が消えないようにずっと指で触れておく必要があります。また、吸う・吐くの合図は鳴りません。振動で教えてくれると良いのですが、これは次のバージョンに期待ですね。
慌ただしい心のまま何かを始めても、なんだかうまく進まないという経験はありませんか? 一日の始めや仕事に取りかかる前などに深呼吸で心を落ち着かせたり、気持ちを集中することで、その後の時間の過ごし方がぐっと変わります。起きる時間や始業前など、自分の生活に合わせて通知をセットしておくのがおすすめ。また、プレゼン前に緊張したときや、ストレスで寝付きにくい時などにも試してみてください。