ディラックは10日、側面にガラスパネルを採用した台湾Lian Li製PCケースの新モデル「PC-O8SWX」の取り扱い開始を発表した。13日に発売し、店頭予想価格は税別52,800円前後。
"魅せるPCケース"をコンセプトに展開する「Oシリーズ」のATXケース。本体のフロントと左サイドに厚さ5mmの強化ガラスを採用し、ドレスアップしたPC内部を"魅せる"ことができる。「PC-O8SWX」は2015年6月発表の「PC-O8WX」からLEDユニットやケースファンを省いたマイナーチェンジモデルで、より自由度の高いカスタマイズが可能になっている。
ケース内部はCPUや拡張カード用のZone1と、HDDや電源用のZone2のヒートゾーン設計を採用。エリア分けすることによって、最適なエアフローと冷却環境を構築できるとしている。
搭載ベイ数は内部3.5インチベイ×6基、内部2.5インチベイ×2基。前述の通り、ケースファンは標準で搭載されていないが、フロントに3基、リアに1基、トップに2基の120mmファンを搭載できるほか、HDDにラックにも2基の120mmファンを取り付けることができる。また、前面 / 上面 / 背面の3カ所に水冷ラジエーターを搭載可能で、最大120×360mmまでのサイズに対応する。
このほかの仕様は、拡張スロット数が8基、拡張カードスペースが370mmまで。搭載CPUクーラーの高さは最大170mmまで。搭載電源ユニットの奥行きは298mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×4基。本体サイズはW341×D404×H428mm、重量は9.5kg。対応フォームファクタはATX。