モイは14日、同社が運営するライブ配信サービス「ツイキャス(TwitCasting)」に、外部ツールを使用して配信できる機能を実装した。ゲーム実況配信を想定した機能となり、同機能によりゲーム実況配信ジャンルの拡大を狙う。

ツイキャスPC版の配信画面。専用URLとアカウントが追加されている

外部ツールの使用は、PC版のみに実装。外部ツールを使った配信時でも、通常の配信と同様、Twitterへの自動投稿やプッシュ通知が行えることが特徴となる。利用は、PCからツイキャスにログインし専用URLとアカウントを取得後、実況配信用ツールと接続。ツールは、無料のライブストリーミング配信ソフト「XSplit」など、RTMPをサポートしているツールに対応する。

リリース当初は、レベル24以上の「高画質配信」が可能なユーザー向けに提供されるが、以降は招待制となるため、たとえばレベル24のユーザーに招待されたレベル1のユーザーでも、外部ツール配信が行えるようになる。配信ビットレートは約500kbps。

同社によると、ツイキャスではサービス内のユーザーコミュニケーションが進化する中で独自文化が生まれており、今回、ユーザーから要望の多かった外部ツール配信への対応を決定。「ツイキャス内で局地的に盛り上がっている『ゲーム実況配信』というコミュニティを広げやすい環境を提供することで、よりゲーム実況を楽しんでもらえるのでは」としている。