初のThunderbolt 3対応マザー

GIGABYTEの「GA-Z170X-UD5 TH」は、新インタフェース「Thunderbolt 3」を搭載するZ170マザーボードである。Thunderbolt 3は40Gb/sの帯域を持つ通信規格で、前世代Thunderbolt 2からは2倍に高速化。同社によれば「世界初のThunderbolt 3認定」とのことで、搭載製品の入荷はこれが初めてだ。TSUKUMO eX.での価格は27,864円。

GIGABYTEの「GA-Z170X-UD5 TH」。初のThunderbolt 3対応マザーだ

Thunderbolt 3の帯域は前世代の2倍。デイジーチェーン接続にも対応

Thunderbolt 3では、前世代までのPCI ExpressとDisplayPortに加え、新たにUSB3.1もサポート。コネクタ形状はUSBのタイプCになっており、ポートにはUSB機器を接続することも可能だ。従来同様、デイジーチェーン接続に対応しているため、バックパネルの2ポートで、最大12台のThunderbolt機器と2台のディスプレイを利用できる。

バックパネル。USBタイプCと同形状なのがThunderbolt 3のコネクタだ

Z170並みの高機能なH170マザー

GIGABYTEの「GA-H170N-WIFI」は、H170チップセットを搭載するMini-ITXマザーボード。同社からは、すでにZ170チップセットの「GA-Z170N-WIFI」が発売されているが、チップセット以外の構成はほぼ同じ。H170モデルながら、Intel製のデュアルGbEを搭載しているのがユニークだ。価格は17,500円前後と、コストパフォーマンスは良さそう。

GIGABYTEの「GA-H170N-WIFI」。外見は「GA-Z170N-WIFI」と同じ

バックパネルには、デュアルGbEのほか、USB3.0のタイプCポートも