ソフトバンクとY!mobileで様々なユーザーのニーズに対応
セレモニー後は宮内社長の囲み取材に。MVNOの普及について宮内社長は「私どもは2つのブランド戦略をやっている。Y!mobileとソフトバンク。Y!mobileのSプランで1GBで電話もかけ放題で2,980円という十分低価格のものから、Y!mobileでは3GB、7GBを用意している。ソフトバンクのスマ放題ライトが1,700円、なおかつデータだけ使いたい場合はホワイトプラン、という形でいろんなバリエーション・好みに対応できる」とソフトバンク系列で低価格からサービス充実のプランまで幅広いプラン提供が提供できる強みをアピールした。
また「Y!mobileはある意味、思い切ったプライシングを出しているんです。MVNOが安いというけれど、ちょっと電話をかけると3,000円、4,000円かかる」とコメント。Y!mobileの価格体系はMVNOに勝るとも劣らないことを説明した。
スマート値引きで固定回線の層を取り込む路線に
そして、ドコモがMNP向けに「ドコモにチェンジ割」を展開することについて聞かれると、宮内社長は「思い切ってやられたな、と思っているが、僕らは今のところはチェンジ割みたいなものはやろうと思っていない」と発言。
続けて「ソフトバンク光が非常に好調」として、スマート値引きの割引額アップでユーザー増を見込みたいという旨を説明しつつ、「7年前からiPhoneをやってきているのでトータルに対応したい」とiPhoneに対するノウハウの積み重ねやサポートが他キャリアにくらべて厚いことを強調した。
iPhone発売のたびに3キャリアのプランや方針に注目が集まるなか、ソフトバンクでは今年はソフトバンク光ユーザーとiPhoneを使い慣れないライトなユーザーをターゲットにした施策を展開していくようだ。