珈琲通 EC-NA40

象印マホービンは9月3日、豆の挽きからドリップまでを全自動で行うコーヒーメーカー「珈琲通 EC-NA40」を発表した。発売は10月11日。価格はオープンで、推定市場価格は税別33,000円前後。

EC-NA40は豆の挽き、蒸らし、ドリップ、保温までを全自動で行うコーヒーメーカー。ミル一体型の本体に、水とコーヒー豆、紙フィルターをセットすれば、自動でコーヒーを淹れてくれる。挽き目を2段階で調節できる「挽き分けフィルター」を採用。さらに、コーヒーの濃さを調整できる「2段階濃度調節」機能も持つため、組み合わせによって4種類の味を楽しめる。

ドリッパーの抽出口を閉じて、挽いた豆を約20秒蒸らして湯を行き渡らせ、コーヒーエキスを抽出しやすい状態にする。湯の通り道を予熱したうえ、2回沸騰させた高温の湯で抽出する「マイコン予熱&ダブル加熱95℃抽出」機能によって、コーヒーのコクと香りを引き出す。カルキ初期除去率は98%を達成。

ドリッパーには、すばやく温まり、熱が逃げにくいステンレス製の「速温ドリッパー&断熱ドリッパーカバー」を採用。豆の粉砕からドリップ終了までの時間は、コーヒーカップ1杯分の約120mlで約4分。4杯分の約480mlなら約8分だ。

サーバーは保温性の高い「ステンレスマホービンサーバー」を採用。ヒーターを使用せずに保温できるため、時間がたってもコーヒーが煮詰まらない。また、ミルケース内部についたコーヒー粉を抽出時の湯で毎回洗い流す「ミルクリーン構造 & ミルケース丸洗い」機能を搭載。

本体サイズはW24×D25×H37.5cm、重量は4.5kg。水タンクの容量は0.54Lで、コーヒーカップ約4杯分に相当する。消費電力は750W。