LINEは19日、リアルタイム位置情報共有アプリ「LINE HERE」を公開した。価格は無料で、Google Play、App Storeよりダウンロード可能。
「LINE HERE」は、友人・家族・グループなど、アプリをインストールしているユーザー間で、お互いの居場所を共有できるリアルタイム位置情報共有サービス。ユーザーは、アプリ上でグループ(シェアルーム)を作成し、位置情報を共有したい相手に、LINEやFacebook、SMSなどを通じて招待URLを送信する。相手が承諾すると、お互いのアイコンが地図上に表示され、位置情報をリアルタイムに共有・確認できる。また、ユーザーが移動するとアイコンも連動して移動するため、ユーザー同士で位置情報の確認がしやすい。
そのほかの機能として、自宅・学校・会社など頻繁に訪れる場所や、目標地点の検索・設定も可能。位置情報を共有しているメンバーが指定した場所に近づいたり、離れたりした際に、プッシュ通知を受け取ることもできる。
プライバシー保護の観点では、シェアルームごとに「タイマー設定」で位置情報の共有が有効な時間(最大24時間)を設定できる。また、個々のユーザー単位でも、自身の位置情報共有を任意で一時的にオフにでき、ユーザーの意図しない位置情報の共有が行われることはないという。
同社では「LINE HERE」の公開を記念して、29日の一日限定で、人力車に乗ったLINEキャラクターの「ブラウン」が東京都内に出没し、居場所を見つけた人やTwitterに投稿した人にプレゼントが当たるキャンペーンを実施する。