あの"神のマザーボード"がついに発売
MSIの「X99A GODLIKE GAMING」は、ゲーミングマザーボードのハイエンドモデル。基板上の各所にRGB LEDを搭載しており、派手な演出が可能となっているのが特徴だ。この「Mystic Light」機能は、スマートフォン/タブレット用にアプリまで用意されており、色や効果を自由に選択することができる。価格は80,000円前後。
Mystic Light機能で利用できるのは、2,048色/8効果。どのように光るのか、同社の製品WEBページで体験できるので、試してみるといいだろう。
派手な点ばかり目立ってしまうが、製品のスペックもハイエンドに相応しいものに仕上がっている。まず強力なのはネットワーク機能。デュアルGbE(Killer E2400)+IEEE 802.11ac(Killer Wireless 1535)という、3系統のネットワークを束ねて高速化する「DoubleShot-X3 PRO」により、最高で2.867Gbpsというスループットを実現している。
オーディオは、「Audio Boost 3 PRO」機能を搭載。「Hi-FI ESS 9018K2M DAC」により、スタジオ級の音質をオンボードで実現しているという。またストレージは、32Gbps対応の「Turbo M.2」スロットを搭載するほか、NVMeをサポートするインタフェースカード「Turbo U.2ホストカード」が同梱。Intelの超高速SSD「750」を利用することが可能だ。
DirectCUクーラーがトリプルファンに
ASUSの「STRIX-GTX980TI-DC3OC-6GD5-GAMING」は、新型VGAクーラー「DirectCU III」を搭載するGeForce GTX 980 Tiグラフィックスカード。トリプルファンの強力な冷却により、コアクロックは1,000/1,075MHzから1,190/1,291MHz(OC Modeでは1,216/1,317MHz)へと、大幅に高速化されている。価格は120,000円前後。
従来の「DirectCU II」クーラーはデュアルファンだったが、IIIはトリプルファンに強化。さらにブレードの先端が飛行機のウイングレットのように曲がった「ウイングブレードゼロノイズファン」の搭載により、風圧が向上した。直径10mmの極太ヒートパイプ×2本も採用し、冷却性能はリファレンスに比べ最高30%アップしているという。
アルミ製のバックプレートのほか、側面には補強用の強化フレームも用意、基板の歪みを最小限に抑えた。GPUの裏側には、基板のたわみによるGPUの破損を防ぐために、補強部品「STRIX GPU-Fortifier」も取り付けられている。また基板の製造は同社の「AUTO-EXTREME」技術で完全に自動化。製造精度や耐久性等が向上しているという。