PCからSMS送受信や受信通知が可能に

PCとスマートフォンのペアリングが終わったところで、まずはSMSの送受信を試してみた。Windowsストアアプリ版のsMedio pConnect!はバックグラウンドで動作するため、常時画面を表示しなくてもアプリを最小化するだけでOK。ペアリングしたスマートフォンへ別の端末からSMSを送信してみたところ、PCのデスクトップに受信通知が表示された。

アプリを最小化しておくと、ペアリングしたスマートフォンでSMSを受信した際に、デスクトップにトースト通知で表示される

画面上に表示された通知やホーム画面から「メッセージ」をクリックすると、SMSでのやり取りが表示される。PCからキーボードを使ってメッセージを送信できるほか、これまでのやり取りを表示することが可能だ。いちいちスマートフォンに持ち替えて操作する必要がなく、また受信したメッセージを見逃すことがない。これはかなり便利だ。

SMSでのやり取りをPCの画面で確認できる上に、メッセージを送ることもできる

電話がかかってくると、画面に着信の通知が表示される。このとき「受け入れ」をクリックすると通話が開始されるが、通話自体はスマートフォンを利用する必要がある。だが端末が手元にない場合にとりあえず通話を開始しておけば、相手が電話を切るのを防ぐことができるだろう。

スマートフォンに電話の着信があると、画面に通知が表示される。「受け入れ」をクリックしたあと、端末を使った通話が可能だ

ホーム画面の「通話記録」から、通話の履歴を確認できる

ホーム画面に表示された「連絡先」から、通話の発信やSMSの送信も可能

仕事をしていると、打ち合わせや会議の途中でメッセージを受信したり、電話がかかってくることもある。その場でスマートフォンを取り出しにくい場合、そのままスルーしてあとから返信や電話をかけ直すことも多いのではないだろうか。しかし「sMedio pConnect!」を使えば周りの人に気付かれることなく、会議の場で使っているPCからメッセージや電話に対応できる。特にSMSを頻繁に使う人にとっては、かなり便利に違いない。