本当に使いこなせるのか、実際に調理してみた

高機能すぎて使いこなせる自信がない! という意見も

パナソニックの調べによると、昨今の高機能なオーブンレンジに対しては、「料理の幅が広がりそう」「調理時間が短くなりそう」などのポジティブな意見だけでなく、「機能が多すぎて使いこなすのが難しそう」「結局レンジ機能しか使わなくなりそう」という不安の声も多く寄せられている。

そこでパナソニックでは、毎日使える調理器具として3つ星ビストロを提案。その一環として、筆者もNE-BS1200を使って「れんこんしゃきしゃきハンバーグ」に挑戦してみた。講師として、辻調理師専門学校の先生が登場。気分は調理実習である。

【左】先生による実演【中】ハンバーグのタネを作ってれんこんで挟む。トレイに並べたら、後はNE-BS1200に任せっきりなので、こちらがすることはほとんどおしまいだ。付け合わせのトマトとブロッコリーもハンバーグと一緒に調理できるのもラク【右】4人1組で力を合わせて作業するあたりも調理実習を思い出す

セットしたらあとは放置するだけでハンバーグができあがってしまった。中はふっくらでとってもおいしい!

ふだん、ハンバーグを調理する時に筆者が犯しがちな失敗はなんといっても「焦がす」だ。火加減が難しく、中までなかなか火が通らないのに表面にはしっかりと焼き目が付いて、ついつい焦がしてしまう。

ひっくり返すのも難関だ。きれいにひっくり返せずに割れてしまうこともある。しかし、NE-BS1200ならばこの2つの悩みが解決されるのだ。ひっくり返さなくていいし、焦げずに中までふっくら、である。人間には難しい温度調節をカンペキにこなしてくれるので、火加減の心配はいらない。

「電子レンジで卵を加熱すると爆発」という知識を持っていると、オーブンレンジで温泉卵が作れるとはにわかには信じがたいのだが、NE-BS1200には温泉卵メニューまで存在する。カンペキな温度調節を活かせば、またもやほったらかしで温泉卵を作れるのだ。

セロリと鶏肉の洋風煮込み。カットした材料と合わせたれをボウルに入れたら、あとはNE-BS1200にお任せ

魚介の蒸しサラダ。下ごしらえした材料をグリル皿に並べてスチーム調理

サクサクかぼちゃコロッケ。レンジでチンしたかぼちゃをつぶして、丸めて衣をまぶしたらNE-BS1200にイン。揚げないコロッケの完成だ

クイック・シュトーレン。発酵・予熱をせず、10分でピザやパンを焼き上げる「かんたんパン・ピザ」メニューで焼いたもの

昨今の高機能なオーブンレンジについては、筆者自信も「使いこなすのが難しそう」というイメージを抱いていた。しかし、実際にNE-BS1200を使ってみると、思ったよりも断然簡単で、むしろ使わないともったいない機能ばかり。毎日の献立に貢献してくれるスグレモノだと感じた。