3つ星ビストロ NE-BS1200

スチームオーブンレンジ新製品の「3つ星ビストロ NE-BS1200」は、基本に立ち返って解凍機能に重きを置いて開発された。「あたため」の次に使用頻度の高い「解凍」だが、解凍ムラができてしまうことに不満を持っているユーザーが多かったという。レンジ解凍でムラが発生してしまうのは、水は加熱されやすく、氷は加熱されにくいというマイクロ波の性質による。解凍されやすい端や周囲から加熱され、中央部はなかなか解凍できないのだ。

使用頻度の高い解凍機能で「ムラ」が気になるという意見が多かった

水は加熱されやすく、氷は加熱されにくいという性質のせいで解凍ムラが生じてしまう。ムラを防ぐには中央からじわじわと穏やかに加熱することが重要だ

そこで、新製品のNE-BS1200では解凍時のムラを抑えるために中央の温度上昇を促進する「サイクロンウェーブ加熱」を採用した。マイクロ波を中央から広範囲へ穏やかに当てることで、解凍ムラを抑えられる。

解凍をコントロールする「64眼スピードセンサー」は、さらに進化。64眼スピードセンサーとは、食品の大きさや温度をモニタリングする機能だが、NE-BS1200では新たに食品の分量と種類を見分けて、運転を自動制御できるようになった。

サイクロンウェーブと64眼スピードセンサーによって解凍ムラを抑制する

カチカチに凍った合いびき肉を実際に解凍してみると、確かに解凍ムラがないようだ。手でさわってみると、やわらかくなっているのがわかる