2015年3月に民事再生法の適用を受けていた、現代美術の雑誌「美術手帖」を発刊する美術出版社は15日、 新たなアートニュースサイト「bitecho(ビテチョー)」を公開した。

「bitecho」は、"創造力を社会に生かす"というコンセプトのアートニュースサイト。これまで「美術手帖」で取り上げてきたコンテンポラリー・アートに留まらず、デザイン、 建築、 ライフスタイル、イラスト、工芸、雑貨、音楽、旅、映画など、カルチャー全般の情報を幅広く発信していくという。

また、同サイトでは季節や時事に即した特集記事や、「美術手帖」編集部のネットワークを活かしたアートの裏話などを配信予定。それ以外に、 記事配信以外のプロジェクトも進行中とのこと。最新情報は、同サイトのFacebookやtwitterで発信し、Instagramにて編集部が取材で訪れた展覧会の写真などの配信を行う。なお、同社は民事再生法による再建を目指しており、適用後も「美術手帖」(2015年4月号、5月号)は発行されている。