東芝ライフスタイルは4月6日、ルームエアコン「SR」シリーズと「SP」シリーズを発表した。いずれも冷房能力2.2kW(6畳用)~5.6kW(18畳用)のモデルをラインアップする。発売は4月中旬より順次。価格はオープンで、推定市場価格は機種によって異なり、SRシリーズが120,000円前後から200,000円前後、SPシリーズが90,000円前後から160,000円前後だ(いずれも税・工事費別)。

「SR」「SP」シリーズの室内機(写真はRAS-285SR)

適用床面積8畳に相当する集じん能力を持つ「プラズマ空清」機能を搭載するルームエアコン。冷房・暖房、除湿運転をしながら、空気中の花粉やPM2.5、カビなどを除去できる。空気清浄の際に熱交換器に付着した汚れは、冷房や除湿時に発生する水で自動的に洗浄され、屋外へ排出される仕組みだ。そのため、掃除やフィルター交換は必要ない。冷房・暖房や除湿運転との併用だけでなく、空気清浄だけの単独運転も可能だ。

同社のルームエアコンは、ハイグレード多機能モデルの「SDR」「GDR」シリーズ、ecoモードを搭載した「GR」シリーズ、スタンダードモデルの「GP」シリーズというラインアップになっていた。このたび発表されたSR・SPシリーズは、スタンダードクラスであるGPシリーズの後継機種に当たる。

SR・SPシリーズは、明るさセンサーによる節電運転機能「eco」モードを持つ。冬場でも日差しのある昼間は節電暖房を行い、夏場の夕方や夜間には節電冷房を自動で行う。そのほか、SRシリーズはフィルターの自動クリーニング機構を装備している。

室内機のサイズは、単相100V電源モデル(定格冷房能力4.0kWまで)がW790×D255×H250mm、単相200V電源モデル(定格冷房能力4.5kW以上)がW790×D279×H293mm。