米Microsoftは3月17日(現地時間)、次期OS「Windows 10」を2015年夏に提供すると発表した。190カ国に提供し、111言語に対応する。従来、Windows 10の提供は2015年秋と案内されていたが、当初予定より提供が早まる形となった。

同社は1月に開催したメディア向けイベント「Windows 10:The next chapter」にて、Windows 10への無償アップグレード・プログラムを発表している。これは、Windows 8.1、Windows Phone 8.1、Windows 7を対象に、期間限定でWindows 10への無償アップグレードを提供するというもの。今回Microsoftは、中国企業のLenovoやTencent、Qihu 360、小米科技(Xiaomi)らとパートナーシップを締結。各メーカーらは自社のユーザーに対し、Windows 10へのアップグレードを支援することを表明した。

今回の発表は、米Microsoftが中国で開催した「Windows Hardware Engineering Community (WinHEC)」サミットにて明かされた。発表資料では、中国に本社を持つ大手Webサービス会社「Tencent」とWindows 10に関するイメージビデオも公開されている