スペイン・バルセロナで開催中の携帯通信関連・国際展示会「MWC 2015」のプレスイベントで、ソニーモバイルコミュニケーションズは現地2日、10.1インチAndroidタブレット「Xperia Z4 Tablet」を発表した。厚さ6.1mmという薄型設計が特徴。発売時期は6月以降で日本を含めた各市場で発売されるという。なお価格についてはアナウンスされていない。

「Xperia Z4 Tablet」クリックで拡大

「Xperia Z4 Tablet」は、10.1インチディスプレイ(2560×1600ピクセル)搭載のAndroidタブレット。2014年2月に発表された「Xperia Z2 Tablet」の後継モデルとなる。機能面では、ハイレゾ再生、圧縮音源をハイレゾ相当の音質にアップスケールする同社独自のDSEE HX技術、家庭のWi-Fi環境でPlayStation 4のゲームを楽しめる「PS4リモートプレイ」などの機能を備えている。

デザイン面では、厚さ6.1mm、重量約393g(LTEモデル)という薄型軽量設計を採用。またIP65/68に準拠した防水・防塵性能を備えている。そのほか、別売りのBluetoothキーボード「BKB50」やスタンド機能付き保護カバー「SCR32」に対応する。

「Xperia Z4 Tablet」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0。CPUは、Qualcomm Snapdragon 810(オクタコアプロセッサ、2GHz、64ビット)。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSD(128GB)。サイズ/重量は、高さ約167mm×幅約254mm×厚さ約6.1mm/約389g(Wi-Fiモデル)、約393g(LTEモデル)。背面には810万画素、前面には510万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は6,000mAh。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。

通信面では、LTE、UMTS HSPA、GSM GPRS/EDGEをサポート。そのほかIEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1などに対応している。

(記事提供: AndroWire編集部)