ニコンは2月10日、防水・耐衝撃・耐寒仕様のコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX AW130」を発表した。発売は2月26日。価格はオープンで、推定市場価格は税込45,000円前後。

COOLPIX AW130

AW130は、2014年2月に発表されたタフネスカメラ「COOLPIX AW120」の後継モデル。前モデルでは水深18mまでだった防水性能が、水深30m(IPX8)までと向上した。水深30mで60分間の使用に耐えうる。耐衝撃性能は2.1mまで、耐寒性能は-10℃までで、IP6X相当の防塵性能も持つ。

アウトドアでの撮影をサポートする機能として、GPSとGLONASS、QZSSに対応しており、位置情報を付加して撮影を行うことが可能だ。そのほか、撮影画像に地名を付加できるPOI表示や、背面のモニター上の世界地図表示にも対応する。圧力センサーによって、高度や水深も確認できる。

接続機能として、Wi-FiとNFC(近距離無線通信)を搭載。無料の専用アプリ「Wireless Mobile Utility」を通じて、スマートフォンなどへ撮影画像をワイヤレスで転送できるほか、スマートフォンからのリモート操作も可能だ。

主な仕様は、撮像素子が有効1,605万画素の1/2.3型CMOSセンサーで、レンズが焦点距離24-120mm(35mm判換算時)の光学5倍ズーム、開放F値がF2.8-4.9、対応感度がISO125~ISO6400となっている。

背面のモニターは3型・約92万ドットの有機EL方式。利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードと内蔵メモリ(約473MB)。動画の記録画素数は最大1,920×1,080ドット(フルHD)/30p。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約370枚だ。サイズは約W110.4×D26.8×H66mm、バッテリーとSDカードを含む重量は約221gとなっている。カラーはオレンジ、カムフラージュグリーン、ブルー。

左からオレンジ、カムフラージュグリーン、ブルー