オリンパスイメージングは2月5日、マイクロフォーサーズ規格に準拠した高倍率ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」を発表した。発売は2月下旬で、希望小売価格は税別81,000円となっている。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIは、2010年に発売された「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」の後継モデル。35mm判換算時において焦点距離28-300mmをカバーする高倍率10.7倍ズームレンズでありながら、レンズ最大径は約64mmでスリムさをキープしている。
ゴーストやフレアの発生を低減する「ZERO(Zuiko Extra-low Reflection Optical)」コーティングを新たに施したほか、防塵・防滴仕様となった。同日に発表された防塵・防滴ミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M5 MarkII」のキットレンズにもなっている。
レンズ構成は11群15枚となっており、DSAレンズ1枚、EDAレンズ1枚、EDレンズ1枚、HRレンズ1枚、E-HRレンズ2枚を採用。ズーム全域で最短撮影距離50cm(レンズの先端から約33cm)を実現した。
主な仕様は、焦点距離が14-150mm(35mm判換算で28-300mmの画角に相当)、開放絞りがF4.0-5.6、最小絞りがF22。絞り羽枚数は7枚(円形絞り)、画角は75度から8.2度、最短撮影距離は0.5m、最大撮影倍率は0.22倍(35mm判換算で0.44倍)。フィルター径は58mm、本体サイズは最大径が63.5mm、全長が83mm、重量は285g。レンズフード「LH-61C」、レンズキャップ「LC-58F」、レンズリアキャップ「LR-2」が付属する。