東芝は6日、世界初となる(東芝調べ)、NFC通信機能を搭載したSDHCメモリーカードを発表した。8GB/16GB/32GBの3タイプを用意し、2月から順次発売する。価格はオープン。本製品は、米国ラスベガスで開催の「2015 International CES」にて出展されている。
NFC機能を利用して、本SDHCメモリーカードをPC(メモリカードリーダー)やデジタルカメラに装着しなくても、NFC対応のAndroidスマートフォン+無料専用アプリ「Memory Card Preview」を使って、本SDHCメモリーカードに記録された内容を確認可能だ。Memory Card Previewアプリの対応OSは、Android 4.0~4.4となっている。
NFC対応Androidスマートフォンを本SDHCメモリーカードにかざすと、スマートフォン上のアプリ画面に本SDHCメモリーカードの内容を表示。本SDHCメモリーカードの空き容量や、記録された写真を最大16枚のサムネイルで確認できる。
SDHCメモリーカードとしての主な仕様は、インタフェースがUHS-I対応、UHDスピードクラスは「1」、SDスピードクラスは「10」だ。NFCは「NFC Forum Type 3 Tag」準拠。本体サイズはW24×D32×H2.1mm、重量は約2g。