リンクができるようになると面白くなるのがINGRESS

ゲームのルールが分かったところで筆者はまず実際に街に出て実践してみることに。筆者がまずやってきたのは原宿である。ポータルは、歴史的・文化的な施設やオブジェに立っているらしいので、原宿だったらポータルが多いのではと思ったのだ。また、明治神宮周辺は自然が豊かで歩きがいがある。

明治神宮とその周辺はポータルが多く歩きやすいので初心者のプレーに良さそうだ

当初は、原宿駅と明治神宮周辺で様々なポータルをハックしていたのだが、画面内のポータルをよく見ると原宿駅記念碑と明治神宮の鳥居の2つがつながっていない。えっ? もしかしてここリンクを張って、陣地を作れる? チャンスか?

思わず「こんなもここらで男にならんと……もう舞台は廻ってこんどぉ」という言葉が浮かぶ。映画「仁義なき戦い 頂上作戦」での三上真一郎演じる川田のセリフである。筆者は一応、女だが。

明治神宮の鳥居に近づいてポータルの情報画面を見ると、画面左のレゾネーター配置図に「LINK」ボタンが出ている。タップしたところ、「Querying Linkability…」という表示。どうやらリンクできる場所があるかどうか探しているらしい。少し間を置いて、リンク先の候補として原宿駅記念碑の写真が出てきたので写真をタップ。

リンクで2つのポータルがつながる瞬間。CF(陣地)も作ると高いAPが稼げる

リンクするためには、リンク先のポータルをハックしてポータルキーを入手する必要がある

すると、2点のポータルが線でつながっていく。リンク完了なのだが、これが非常にワクワクする。

リンクできるようになるとINGRESSの楽しさが分かるようになる、と言っても過言ではないだろう。INGRESSでは敵ポータルの攻撃などレベルが高くないとうまくいかない行動もあるが、リンクについてはレベル1でも簡単だ。

プレーし始めた人は、ポータルとポータルをリンクさせることを第1の目標としてプレーするのをオススメしたい。