JVCケンウッドは11月18日、ケンウッドブランドのAVナビゲーションシステム「彩速ナビゲーション」の「MDV-L502W」と「MDV-L502」を発表した。MDV-L502Wは12月中旬発売で、MDV-L502は12月上旬発売。価格はオープンで、推定市場価格はいずれも80,000円前後(税別)。

「MDV-L502W」

「MDV-L502」

MDV-L502WとMDV-L502は、7V型のWVGA液晶パネルを採用したAVナビゲーションシステム。スマートフォンと同じように、フリックやタッチを中心としたシンプルで直感的な操作を特徴としている。

MDV-L502Wは200mmワイドコンソール対応で、MDV-L502はノーマルコンソール対応のモデル。10月に発表した「MDV-L402」の上位機種にあたり、MDV-L402ではワンセグだったテレビチューナーを、MDV-L502WとMDV-L502ではフルセグチューナーとした。また、4チューナー&4ダイバシティ方式を採用。安定したテレビ放送受信を実現している。

テレビのほかには、AM/FMラジオ、光学メディア、USBデバイスやSDカードからの音楽・映像再生にも対応。USB接続したiPhone/iPodからは、音楽のほかに保存されている写真や動画も再生できる。音楽CDからSDカードへの録音機能も備えている。

アンプの最大出力は50W×4。各スピーカーからリスニングポジションまでの距離を仮想的に等しくする「リスニングポジション設定」や、走行速度に応じてリアルタイムに音質の補正を行う「Drive Equalizer+」機能などを搭載している。

ナビ機能では、分岐点までの残りの距離と進行方向を表示色の変化で感覚的に伝える「ここです案内」を採用。500mスケールでのランドマーク表示も可能となった。