MMD研究所は11月11日、2014年4月から9月までのスマートフォン購入に関する調査結果を発表した。同調査によると、49.0%がスマートフォン購入時に「画面の大きさ」を重視しており、今年4月の調査と比較し、18.7%増加しているという。

同調査は、2014年4月から9月までにスマートフォンを購入した15歳以上の男女796人を対象に実施したもの。調査期間は10月20日から23日まで。結果は以下の通り。

まず、調査対象となった796人に、自身が購入したスマートフォンのOSを聞いたところ、49.0%が「iOS」、42.7%が「Android」と回答した。この結果を購入した時期別に見ると、Androidは2014年7月(58.6%)、iOSは2014年9月(77.1%)だった。

購入したスマートフォンのOS別比率

続いて、iPhoneシリーズの所有者(390人)にどの世代のiPhoneを持っているか聞いたところ、「iPhone 5s」(40.8%)、の所有率が最も高く、次いで、「iPhone 6」(25.1%)、「iPhone 6 Plus」(14.1%)だった。

購入したスマートフォンのOS別比率(月間)

なお、9月19日発売のiPhone 6、iPhone6 Plusのキャリア比率はソフトバンクモバイル版が多く、画面サイズの大きいiPhone6 Plusは特にその傾向が強かった。

所有しているiPhoneシリーズ

iPhone 6、iPhone6 Plusのキャリア比率

このほか、スマートフォンを購入する際に重視するまたはした項目についても聞いた。結果は「画面の大きさ」(44.7%)が最も多く、次いで「バッテリーの持ち」(40.2%)、「操作性の良さ」(36.1%)。2014年4月に実施した同様の調査と比較し、「画面の大きさ」が18.7%増えていることがわかった。

スマートフォン端末を購入する際に重視する(した)項目

最後にスマートフォン購入時の不満点について聞いたところ、「料金メニューが分かり難い」(40.2%)が最も多く、次いで「オプションに加入させられること」(29.0%)、「待ち時間が長い」(27.4%)だった。4月の調査と比較し、「料金メニューが分かり難い」との回答が31.6%から40.2%に増加していることがわかった。

スマートフォン購入時の不満点