冴子先生、教壇に立つ!

授業間の休憩中、ニコニコ生放送では冴子先生が各メーカーPCの紹介を行っていたが、4時間目は冴子先生が教壇に。新しいOfficeの紹介と、年末までに登場予定のOffice for iPad(日本語版)のライブデモを行った。念のため補足しておくと、冴子先生はもともとMicrosoft Officeのアシスタントキャラクターで人気が高く、これまで何度も「リアル冴子先生」が公の場に登場している。

4時間目は冴子先生の授業

まず新しいOfficeの概要として、「常に最新版」という点と、「Office 365サービスが4種類」あることを説明。そしてOffice for iPadは、「Word for iPad」「Excel for iPad」「PowerPoint for iPad」で構成され、当たり前ながらWindows版と同じファイルを同じように見ることができる。

Officeファイルの編集も可能だ。UIには若干の変更があり、標準では基本的なメニューしか表示されない。必要に応じて画面内の要素が追加されるようになっており、指での操作に合わせた仕様になっている。

まずはWord for iPad。左はPC、右はiPadで、ドキュメント自体の見た目は同じ(当たり前)。一方のメニューは、タッチに最適化するために、かなり簡略化されている

画像をタップすると画像向けのメニュー画面が表示され、機能的には遜色ない

Excel for iPadに関しては、互換アプリで起こりがちな表記の違いがないことをアピール

PowerPoint for iPadでは、Windows版のOffice 2013で加わった3Dトランジションがそのまま使えることや、iPadでも外部ディスプレイケーブルを使うことで発表者ツールが使えることを紹介

そして、これまでの授業をきちんと聞いていたか「テスト」が行われた。各メーカーに対する質問はキーワードなので分かりやすかったが、Office 365サービスを4つ書けというのは(このイベントで2回説明があったが)ちょっと難しい………。

これまでの授業で学んだことをテストで確認。「Office 365サービスの4つの機能は?」という問いで、(これまで全問正解だった)ナオキ兄さんは1つ分からなくてボケたものの、カミィさんはキッチリ正解!

最後に宗像氏が閉講のあいさつで登壇し、今回の会場(東京スカイツリータウンの一角、プラネタリウム「天空」)がクラウド(空)に近く、かつ新しく、新Officeの開発コード「Project Gemiin」と同じ名前を持つコニカミノルタのプラネタリウム「GEMINI III」がある関連から、会場に選んだというエピソードを語った。各PCメーカーから発売される新Office搭載PCで日本のパソコンが変わると宣言して、イベントを終了した。

新しいOfficeは、従来のプレインストール形態と、今後主流になるであろう「サービス」の融合ということで、「ジェミニ」のコードネームで呼ばれていた。プラネタリウム「天空」には、投影機の「ジェミニ」があることから、今回のイベント会場として選ばれた

シメは校長先生が再度登場。今回のテーマである「日本のパソコンが変わる!」と元気に締めくくった

なお、会場の入り口には、イベントに登場したNECパーソナルコンピュータ、東芝、富士通のPCに加えて、パナソニックのLet'snoteシリーズとマイクロソフトのSurface Pro 3が展示されていた。いずれも新Office(Office Premium)を搭載する2014年秋冬モデルで、タッチ&トライで体験できたほか、ニコニコ生放送向けに冴子先生が製品解説を行っていた。

最新PCを体験できるタッチ&トライコーナー

イベント内では登場機会がなかったが、根強い人気とファンを持つパナソニックのLet'snoteシリーズ

1時間目に登場したNECパーソナルコンピュータの新モデル

2時間目に登場した東芝の新モデル

3時間目に登場した富士通の新モデル

マイクロソフトのSurface Pro 3も展示。Intel Core i3モデルの投入を遅らせたのは部材の関係だけではなく、Officeのライセンス変更によるトラブルを避けたい意向があったようだ

授業間の休み時間。ニコニコ生放送では、冴子先生と授業担当先生(各PCメーカーの担当者)による製品紹介