日本航空(JAL)と大日本印刷(DNP)は、空港内におけるiBeaconを活用した搭乗便情報の提供サービスに関する実証実験を10月9日より開始したと発表した。

今回の実証実験で活用するiBeaconは、Appleが2013年に発表したBLE(Bluetooth Low Energy)を用いた端末の接近検知方式となる。DNPは、空港におけるiBeaconの配置計画やアプリとの連携に関する技術開発支援を担当。両社は、「JAL Countdown」アプリにiBeaconを活用した新機能を追加することで、空港内におけるiBeacon活用を検討する。

「JAL Countdown」画面イメージ

実証実験では、利用者が搭乗日当日に搭乗手続を済ませ、空港の保安検査場に近づくと、スマートフォンがiBeaconに反応し、「JAL Countdown」アプリ宛にプッシュ通知でお知らせが届く。お知らせをタップするとアプリが起動し、運航状況や搭乗口、搭乗開始時刻を確認できるというもの。

同サービスは、新千歳や仙台、成田、羽田、小松、伊丹、関西、広島、松山、福岡、那覇、熊本、鹿児島といった空港で提供される。

実証実験イメージ

また、今回両社は、同アプリから搭乗用バーコードを表示できる「QuiC」ボタンへの案内をわかりやすく改善。同ボタンを押すと搭乗用バーコードが表示されるほか、保安検査場や搭乗口にかざすと、タッチ&ゴーでスムーズな搭乗を実現する。

なお、同アプリはApp Storeにて入手可能で、iOS7.1.2以上搭載のiPhoneにて利用可能。「お客さま情報」を登録後、設定画面でBluetoothとプライバシー内の位置情報サービスをオンにすることで、搭乗日当日の予約がある場合に、プッシュ通知が配信される。