ユニアデックスは10月8日、顧客のICT環境を最適化するため、クラウドサービスの連携を強化し、新たな4つのサービスを10月15日から順次提供開始すると発表した。

同社が属する日本ユニシスグループは2008年からクラウドサービス「U-Cloud」を提供しているが、同社はその設計・構築、運用・保守およびクラウドサービスの提供を担ってきた。

今回、自社クラウド「U-Cloud」にとどまらず、複数のクラウド環境との連携を可能にするクラウドフェデレーションのコンセプトの下、「ICT環境アセスメントサービス」「ダイレクトコネクションサービス」「まとめてバックアップ for クラウド」「ユニアデックスクラウドサービス for AWS」という4つのサービスを発表した。

ICT環境アセスメントサービスは、顧客の現在のICT環境の棚卸、現状の分析、評価(As-Is)をすることから、あるべき姿の策定(To-Be)を実施する。さらに、そのあるべき姿に向かっての実現モデルを策定する。

ダイレクトコネクションサービスは、「企業内ネットワーク」と「複数クラウド環境」を閉域網でつなぎあわせた1つのセキュアなネットワーク環境を実現する。回線は、IP-VPN(L3)の1Gbps共有型で、顧客の拠点から閉域網までは、NTT「フレッツ光ネクスト」の利用により全国各地から接続でき、「U-Cloud IaaS」からの接続も可能。

まとめてバックアップ for クラウドは、「安価に、手軽に、スモールスタートで、確実な」をコンセプトとした利用型バックアップサービス。バックアップ先は複数のクラウド環境に対応しており、要件に従って複数のクラウド環境から選択できる。

ユニアデックスクラウドサービス for AWSは、アマゾン ウェブ サービスの最適利用を支援する設計・構築から運用・保守までのトータルサービスを提供するもの。

ユニアデックスのクラウドサービス