パイオニアは9月29日、テレビの音声を手元で聞こえるようにするシニア向けの無線スピーカー「快テレ君」の新モデル「VMS-S710-K」を発表した。発売は10月下旬で、希望小売価格は24,800円となっている。

快テレ君 VMS-S710-K

送信機(下)と分離してスピーカー部(上)を手元に置ける

快テレ君 VMS-S710-Kは2.4GHz帯のデジタル無線方式を採用した、バッテリー内蔵のワイヤレススピーカー。テレビの音声が聞こえにくくなったシニア向けに開発された。50mm口径のスピーカーユニットを2基搭載し、1W+1Wのステレオ再生が可能。人の音声帯域を強調する「しっかり音」機能を備え、ドラマのセリフやニュースの音声をより聞き取りやすくする。

スピーカー部のサイズはW190×D78×H90.5mm、重量は約610g。電源はニッケル水素バッテリーで、約13時間の連続使用が可能だ。別売りのACアダプター(税別3,200円)も利用できる。送信機のサイズはW190×D78×H32.5mm、重量は約140g。電源は付属のACアダプターを使用し、テレビと接続する音声入力端子として、光デジタル音声端子(角型)とRCAステレオピンジャックを装備している。無線の到達距離は約30mに及ぶ。