ライカカメラジャパンは、プロ向けレンジファインダー式デジタルカメラ「ライカ M-P シルバークローム」を9月27日に発売すると発表した。「ライカ M」をベースに、バッファメモリ容量を2倍にするなどの強化を図った製品だ。ライカストアにおける価格は税込1,058,400円。

ライカ M-P シルバークローム

ライカ M-P シルバークロームは、「ライカM」のプロ向けモデルで、2014年8月22日に発表された。9月の発売予定だったが、このたび正式に9月27日発売と決定。なお、「ライカ M-P ブラックペイント」モデルも同時に発表しており、シルバークロームに先がけて9月13日に発売済みだ。

ライカM-Pは、ライカ Mの設計をベースに、2GBのバッファメモリを搭載して速写性を高めたほか、液晶カバーにサファイアガラスを採用し耐久性を強化した。デザイン面では、正面の赤いライカロゴマークを省き、トップカバー上部にトラディショナルな筆記体のロゴを刻印した。

光学ファインダーは大型ブライトフレームファインダー(パララックス自動補正機能付き)で、倍率は0.68倍。本体サイズは約W139×D42×H80mm、重量は約680g。焦点距離の異なるレンズのフレーミングエリアを表示する「フレームセレクター」機能によって、28mmと90mm、35mmと135mm、50mmと75mmの3組6種類の構図をレンズ交換なしに確認できるようになった。

以下の仕様はライカ Mを継承しており、マウントがライカMマウント、撮像素子が有効2,400万画素・フルサイズのLEICA MAX 24 MP CMOSイメージセンサー、対応感度がISO200~ISO6400/拡張ISO100、シャッタースピードが60~1/4,000秒。