男女の恋愛において、出会い、つまりきっかけは極めて重要な要素です。今回、その重要な要素である出会いやきっかけをITでサポートするという「iBeacon恋活パーティー」が9月に秋葉原で開催されるときき、現場に急行しました。

テーマは、「光でつながるアプセサリー(アクセサリー+アプリの造語)"AYATORI"で運命の相手をみつけよう!!」。アプリに自分の性別と趣味(3つまで)を登録後、iBeaconでアプリ同士が通信し、共通の趣味の相手とすれちがった瞬間、アプリに連動したアプセサリー "AYATORI"が光り出し、男女の出会いをサポートするというロマンチックなパーティが主な概要となっています。

iBeaconは、BLE(Bluetooth Low Energy)という通信規格で端末の位置情報を特定し、Beaconと呼から必要な情報を常時配信するというもの。数十mの範囲で通信できるので、今後のO2Oビジネスの牽引役として注目されています。今回はすれ違い通信として採用されています。

この新しい出会いの場に参加した人達は、20代~40代のIT系男子20名と、20代中心の女性20名。参加条件に「やさしい女性」と書かれていたので、オクテな印象のあるIT男子目当てにどんな女性が集まるのだろうと、妄想を含まらせていました。が、なかなかどうして、学生や様々な業種で働いている方が多く、しかもかわいい子が多かったのにびっくり!これは使わない手はない!!

AYATORIを手掛ける株式会社ウィンクルの武地氏と安川氏による、人口減少を食い止めるための出会いの重要性や、年収の高さといったIT男子とお付き合いするメリット、IT男子への接し方・女性への接し方のレクチャーなどユーモアに満ちた概要から始まり、パーティーの趣旨やアプリの説明後、いざスタート!!

各自、待ってました!と言わんばかりに、iPhone片手に店内を歩き回ってはアプセサリーの反応が出次第、会話に結びつけている様子。仕事や趣味などで盛り上がっており、積極的にLINEやTwitterなどを交換している姿を見て、IT男子=草食系という筆者の抱くイメージを粉々に打ち砕いてくれました。

混線していたのか、アプリが作動しないケースもいくつか見受けられましたが、そこはご愛嬌、シチュエーションでカバー。

また、参加者の傾向として、女性と楽しそうに話をする人達もいれば、男同士でIT談義にのめり込いる人達もいたりと、少しの勇気さえ持てば、1人になりづらい状況が自然と作られていました。

主催者側の配慮で、ある一定の時間がきたらシャッフルし、メンバーの固定化を避けていたのもパーティを盛り上げるひとつの要因だったように思えます。

パーティも終わり、参加者に感想を尋ねると、「共通の趣味で盛り上がれるのが良かった」「ヲタクな女性もいてホッとした」など、概ね満足度が高かったようです。

iBeaconを使った恋活パーティーは、技術的な面でまだまだ改善点はありますが、IT男子の出会いのエスコートという目的は達成したように思います。

今後、iPhone以外にアンドロイドのスマホでもiBeaconを使えるようになれば、より多くの方が楽しんで参加できるでしょう。

何度も言うようですが、これはあくまできっかけづくり。その後はきっと、自信が相手の心のAYATORIを灯すことでしょう。

記事提供:gooスマホ部

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