静止画キャプチャ以外にも、動画関連の機能は豊富にそろっている。次の動画は、「フルHDハイスピード動画」で撮影したもの。これは、フルHD画質で120fpsの高速撮影を行い、1/4倍速のスローモーション映像として再生する機能だ。ミュージックビデオに使われるような印象的なスロー動画が簡単に作成できる。
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フルHDハイスピード動画の設定画面 |
さらに、一定の間隔で撮影した静止画を動画として再生する「インターバル撮影」や、1カットずつコマ撮りした静止画をつなぎ合わせる「ストップモーション動画」、全9種類から選べる動画フォトスタイル、5軸ハイブリッド手ブレ補正、動画傾き補正、ゼブラパターン表示などの機能を装備する。
レンズには、35mm換算で25～400mm相当の焦点距離を持つ光学16倍ズームを搭載。開放値はF2.8～4に対応する。1型という大型のセンサーを備えつつ、これほどのズーム域と開放値を実現したのは画期的だ。
電源を入れるとレンズがサッとせり出し、1秒もかからず素早く起動する。ズームは電動式で、シャッターボタンの周りにあるズームレバーの操作、または鏡胴部のリング回転によってズーミングを行う。ズームの速度は5段階に調整可能だ。
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【左】25mm相当になるズームワイド端の状態 【右】400mm相当になるズームテレ端の状態 |
鏡胴部のリングには、通常のズーム操作のほか、ステップズームまたは露出補正を割り当てられる |
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ズームレバーについても、通常のズーム操作のほか、ステップズームまたは露出補正を割り当てられる |
【左】背面モニターには約92万ドットの3型TFTを採用。上下左右に可動するバリアングルタイプであり、自由なアングルでの撮影が楽しめる 【中】EVFには約236万ドットの0.39型有機ELを搭載。その視認性は良好だ。アイセンサーによって、背面モニターとの自動切り替えが行える 【右】電源はリチウムイオン充電池で、静止画撮影可能枚数は約360枚となる。記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードに対応する |
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