任天堂は8月29日、ポータブルゲーム機「Newニンテンドー3DS」と「Newニンテンドー3DS LL」を発表した。発売は10月11日で、希望小売価格は前者が16,000円、後者が18,800円。

Newニンテンドー3DS

Newニンテンドー3DS LL

ニンテンドー3DSからの進化点として、両モデルともにA/B/X/Yボタンの左上に「Cスティック」を追加し、より繊細な操作を可能とした。背面には「ZLボタン」と「ZRボタン」を備えて、別売の拡張スライドパッドを必要としていた操作を本体のみで行えるようにした。

表示面では「3Dブレ防止機能」を搭載。本体内側のカメラでユーザーの顔を認識し、安定した3D映像を提供する。「NFC」にも対応し、NFC内蔵フィギュア「amiibo」とその連動ソフトで遊べるようになる。

液晶画面の明るさを自動調整する機能によってバッテリー駆動時間が延び、3DSソフトをプレイする場合で約3時間30分~7時間(LLは6時間)となった。また、CPU性能やカメラの暗所撮影性能を強化したほか、メモリカードスロットをmicroSDカード対応に変更。Webブラウザ機能では、有害サイトに対するフィルタリングを継続しつつ、動画再生を可能とした。

Newニンテンドー3DSの液晶は3.88型(800×240ドット)で、サイズと重量はW142×D80.6×H21.6mm/約253g。Newニンテンドー3DS LLの液晶は4.88型(800×240ドット)で、サイズと重量はW160×D93.5×H21.5mm/約329g。本体カラーはともに2色展開で、Newニンテンドー3DSがホワイトとブラック、Newニンテンドー3DS LLがメタリックブルーとメタリックブラックを用意する。