総務省は7月29日、平成25年度の電気通信サービスに係る内外価格差に関する調査の調査結果を公表した。

調査対象は、東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ストックホルム、ソウルの7都市における、ブロードバンド、固定電話、携帯電話等の各サービス。

ブロードバンド、固定電話、携帯電話などの料金を公開情報、事業者へのヒアリングなどにより収集し、月額料金とモデル料金により比較している。

ここでいうモデル料金とは、各都市の料金を比較するため、通話時間、メールの送受信通数、データ使用量などの利用実態を基に仮想の利用形態(モデル)を設定し、これに従って通信サービスを利用した場合に要する料金をいう。

ブロードバンドの料金は、FTTH(1Mbps当たりに換算して比較)が、東京1(戸建て向け)は27.5円と、7都市中2番目に安かった(最安はロンドンで23円、最高はニューヨークで88.9円)。東京2(集合住宅向け)は16円であり、7都市中最も安かった(最高はニューヨークで88.9円)。

また、月額料金は、東京1は5,500円で7都市中5番目に安く(最安がストックホルムで3,222円、最高がニューヨークで1万3,338円)、東京2は3,200円で7都市中最も安かった(最高がニューヨークで1万3,338円)となった。

ブロードバンド(FTTH3)の月額料金、モデルによる比較 資料:総務省

ブロードバンドおよびIP電話の利用においては、東京1が7,205円であり、7都市中5番目に安かった(最安はパリで4,503円、最高はニューヨークで1万8,226円)。東京2は5,263円で、7都市中3番目に安かった(最安がパリで4,503円、最高がニューヨークで1万8,226円)。

ブロードバンド及びIP電話の月額料金、モデルによる比較 資料:総務省

携帯電話は、フィーチャーフォンとスマートフォンに分けて調査が行われた。フィーチャーフォンは3Gと音声のみ利用という条件で比較が行われ、東京は1,578円と、7都市中2番目に安かった(最安がロンドンで1,553円、最高がニューヨークで4,009円)。

スマートフォンについては、音声を月47分、メールを月338通(うち発信159 通)、データ通信を月2GB利用する「一般ユーザー」と、音声を月47分、メールを月338通(うち発信159通)、データ通信を月500MB利用する「ライトユーザー」に分けて比較が行われた。

東京の一般ユーザーの料金は7,263円と、7都市中4番目に安く(最安がストックホルムで4,313円、最高がニューヨークで10,308円)、東京のライトユーザーの料金は7,263円と、7都市中2番目に高かった(最安はソウルで3,493円、最高はニューヨークで8,018円)。

フィーチャーフォンユーザ(3G/音声のみの利用) 資料:総務省

スマートフォンフォンユーザ(LTE/音声・メール・データ利用)・一般ユーザー 資料:総務省