「Dell Graphic Pro」シリーズに新しく「Inspiron 15 5000」が加わった。15.6型液晶を搭載し、「Adobe Photoshop Elements 12 & Premiere Elements 12」が標準で付属するモデルだ。

ここで紹介する「Inspiron 15 5000シリーズ プラチナ・Office付」は、CPUに"Haswell Refresh"の世代となるCore i7-4510U (2コア/4スレッド、2.0GHz、TurboBoost時3.1GHz)、8GBのDDR3メモリ、1TBのHDD、グラフィックスにAMD Radeon HD R7 M265を搭載。Office Personal 2013付きで、直販価格は通常126,580円(税込・送料込)だが、7月22日までキャンペーン価格108,580円(同)で購入できる。

スリムでシャープなデザイン

デザインは、つや消しのアルミボディを採用しておりシャープな雰囲気を持っている。天面と側面の半分はシルバー、キーボードやディスプレイ周りはブラックというツートンカラーも美しく、所有する喜びを十分に感じさせてくれる。光学ドライブを省いたことで厚みは21.8mmしかなく、15.6型液晶を搭載するノートとしてはかなり薄い。

つや消しのアルミボディを採用したシャープなデザイン

15.6型のディスプレイは鮮やかな発色のグレア(光沢)タイプ。ビジネスには向かないが写真や動画を扱うには最適だ。ただ、解像度が1,366×768ドットとフルHDではないのが残念なところ。フルHDの液晶がほしければ、上位モデルの「Inspiron 15 7000」(108,980円~)を選ぶことになる。

サウンド機能として、ノートPCの小さなスピーカーでもさまざまな音響環境を再現できる「Waves MaxxAudio」を標準で搭載している。

ディスプレイはグレア仕上げで解像度は1,366×768ドット。側面から見ると色の変化は多少あるが視野角は広め

キーボードは十分な幅が確保されており、キーもほとんどが正方形で配列にも特にクセはない。本体は薄型だが、少し強めに押してもたわむことがなく、剛性はきっちりと確保されているようだ。タッチパッドは幅105mm、高さ80mmと大型で使いやすい。

キーボードの全景。キーピッチは広く、剛性も高い

一部のキーを除き、ほぼ正方形なのでタイピングしやすい

■[製品名] Inspiron 15 5000 主な仕様 [CPU] Intel Core i7-4510U (2.0GHz) [メモリ] DDR3L 1600 8GB (4GB×2) [グラフィックス] AMD Radeon HD R7 M265 2GB DDR3 [ディスプレイ] 15.6型ワイド液晶 (1,366×768ドット) [ストレージ] 1TB SATA HDD [光学ドライブ] なし [サイズ/重量] W380.4×D259×H21.8~22.0mm/2.18kg [バッテリ駆動時間] 最大7時間34分 [OS] Windows 8.1 64bit [直販価格] 108,580円(7月22日までキャンペーン価格)