VPL-FHZ700

ソニーは3日、レーザー光源を搭載した液晶プロジェクタとして業界最高輝度の7,000ルーメンを実現した業務用レーザー光源プロジェクタ「VPL-FHZ700」および、レンズ別売モデル「VPL-FHZ700L」を発表した。発売日は9月初旬。価格はオープンで、想定価格は前者が160万円前後、後者が145万円前後(いずれも税別)。

VPL-FHZ700は、0.95型の新世代LCDパネルを採用した、3LCD方式の液晶プロジェクタ。光の透過効率が高く7,000ルーメンの高輝度を低消費電力(最大497W)で実現したという。このLCDパネルは長期間使用に耐える材質を採用するほか内部の吸気フィルターも集塵能力が高く、約20,000時間メンテナンスフリーの長寿命を実現。また、半導体レーザーを光源とするため約6秒という短時間で点灯し映像投写できることも特徴。

主な仕様は、投写方式が3LCD方式、画素数が1,920×1,200ドット、輝度が7,000ルーメン、コントラスト比が8,000:1、光源がレーザーダイオード。標準レンズは画面サイズが60~600型、ズームが1.5倍、レンズシフトが上下最大±110%、左右最大±57%。

映像入力インタフェースは5BNC×1、ミニD-Sub×1、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1。デジタル入力端子はDVI-D、HDMI。映像出力インタフェースはD-Sub×1。消費電力は最大497W。本体サイズはW530×D545×H204mm、重量は約25.7kg(標準レンズ装着時)。