キヤノンは、ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラ「EOS M2」のカラーバリエーションとしてベイブルーとレッドを追加した。あわせて、交換レンズとして標準ズーム「EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM」と望遠ズーム「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」が付属するダブルズームキットも発表。発売はダブルズームキットのみ8月下旬で、それ以外は8月上旬となっている。
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EOS M2では従来、ブラックとホワイト2色の本体カラーが用意されていたが、今回追加されたベイブルーとレッドを加えて4色のラインナップとなる。ベイブルーは初代「EOS M」でも追加されたカラーバリエーション。
ダブルズームキットに付属するEF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STMは2014年6月に発表されたばかりの交換レンズで、「EF-M」レンズとして初の望遠ズームだ。「EOS」シリーズ用の同クラスの交換レンズ「EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」と比べて約22%コンパクトな全長と、約31%軽量な点が特徴。「EOS M」シリーズの可搬性を損なわずに携行でき、手軽に望遠撮影を楽しめる。
ベイブルー、レッドともに、ダブルズームキット以外のパッケージとして、交換レンズ「EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM」が付属するレンズキット、さらに「EF-M22mm F2 STM」を加えた2本が付属するダブルレンズキット、前述の2本に「EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM」を加えた3本が付属するトリプルレンズキットが用意される。なお、ボディのみの販売は行われない。
いずれも価格はオープンで、キヤノンオンラインショップでの直販価格はレンズキットが80,762円、ダブルレンズキットが99,810円、ダブルズームキットが109,800円、トリプルレンズキットが128,381円となっている(いずれも税別)。