アイロボットの日本総代理店セールス・オンデマンドは7月1日、床拭きロボット「ブラーバ380j」を発表。同日、東京都内で報道関係者向けの発表会を開催した。

「ブラーバ380j」

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ブラーバ380jは、ロボット掃除機「ルンバ」シリーズを手がけるアイロボットがリリースした拭き掃除専用ロボット。2013年8月に米国で販売開始されて以降、欧米を中心に世界30カ国で販売されている。

ルンバの販売を通じて感じたのは「日本人はキレイ好き」

セールス・オンデマンドの室崎﨑肇社長

発表会ではまず、セールス・オンデマンド代表取締役社長の室﨑肇氏が登壇。室﨑氏は「2004年に同社を設立してから10年が経つが、ルンバの販売を通じて感じたのは、日本人はキレイ好きというだ」と切り出した。また、「いまや新築住宅の7割で、フローリングの床が採用されている」と、日本の住環境の変化について触れ、「日本人は靴を脱いでフローリングの床を歩くこともあり、床のキレイさに敏感だ」と語る。

そのような風土もあり、日本では拭き掃除を週に1回以上行う人の割合が6割超にも上るという(出典:楽天リサーチ「拭き掃除に関する自主調査データ 2012年1月」)。ただし、水拭きを行う前は「面倒」「しないといけない」と感じる人が多い現状も紹介。

【左】ロボット掃除機「ルンバ」や空気清浄機「ブルーエア」を扱うことを通じて、セールス・オンデマンドは「心豊かな社会作りを目指す事業」に携わっていると室﨑氏は語る 【右】新築住宅の7割では、床がフローリングだという

【左】拭き掃除を週に1回以上行う人の割合は6割超に上る(出典:楽天リサーチ「拭き掃除に関する自主調査データ 2012年1月」) 【右】

室﨑氏は、水拭きを行った後は「気持ちがいい」「キレイを維持したい」と感じる声が多いことを挙げ、ボタンを押すだけで床をキレイにできるブラーバを使ってほしいとコメント。ブラーバを使って普段の掃除に水拭きを加えるだけで、足裏で気持ちよさを感じられるキレイな床を実現できると述べた。室﨑氏は「人に代わって自動で水拭きをしてくれるロボットは今までになく、新しいカテゴリーの製品だ」と、ブラーバが提供する付加価値を強調した。

ブラーバを使うと、素足で過ごしたくなる毎日になるという

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