キヤノンマーケティングジャパンとぺんてるは6月28日より、建て替えや統合により取り壊される小学校の校舎での思い出作りをサポートする取り組みとして「校舎の思い出プロジェクト」を開始する。

日本全国には現在、築25年以上の老朽化した公立小中学校施設が7割、特に東京、大阪などの大都市圏に集中して存在している。今回のプロジェクトは、文部科学省が公立学校施設の老朽化対策として推進している小学校の取り壊しに際して、生徒が最後に校舎で思い出作りを行うのをサポートしようというものだ。

【左】壁に絵を描いている様子 【中】プロジェクトの最初の舞台となる豊島区陸池袋第三小学校 【右】「広報カメラマン」が撮影しているところ

プロジェクトでは、キヤノンマーケティングジャパンとぺんてるがそれぞれの得意分野で活動をサポート。児童が自分たちで考えたテーマを基にしたデザインで、ぺんてるが提供する絵具、クレヨンで校舎の壁に絵を描く。また、その制作過程を「広報カメラマン」となった児童が一眼レフカメラで記録し、フォトブックに残す。

6月28日に東京・豊島区陸池袋第三小学校で行われるのを皮切りに、東京都近郊の小学校から順次実施される予定だ。