エレコムは17日、小規模オフィスやサーバ向けのLinux搭載NAS「NSR-MS」シリーズを発表した。4TB / 6TB / 8TBの3モデルを用意。6月下旬より発売する。価格は4TBが97,200円、6TBが116,640円、8TBが149,040円。
利用人数が50人以下の小規模オフィスなどに向けたNAS。高性能CPUと大容量RAMの搭載で、リード最大102.43MB/s、ライト最大83.66MB/sを達成する。HDDはウエスタンデジタル製「WD RED」を採用。4TBは2TB×2台、6TBは3TB×2台、8TBは4TB×2台のHDDを内蔵する。
ActiveDirectoryに対応し、複数のユーザーやグループを一元管理可能。最大ユーザー数 および最大グループ数は300。RAID機能を標準で搭載しており、対応RAIDモードはRAID 0とRAID 1。自動でRAID環境の構築が可能な「intelligent NAS機能」も搭載する。データの暗号化にはAES 128bitを採用。
レプリケーション機能により、別のNASにデータをバックアップできるほか、Amazon S3との連携にも対応する。クラウド上へのデータ保存や、データの同期が可能。また、Macのバックアップ機能「Time Machine」にも対応する。
インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×1、USB 2.0×1。本体サイズはW135×D207×H97mm、重量は約810g。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7(SP1) / 8 / 8.1、Windows Server 2003(SP2) / 2003 R2(SP2) / 2008(SP2) / 2008 R2(SP2)、Mac OS X 10.6~10.9。