前回、猫背が防げてデスクもすっきりできるデスクトップスタンドを紹介しました。今回はまず、サンフランシスコにあるPinterestのオフィスを覗いてみて思ったことから。
BYOD、つまり自分のデバイスを会社に持ち込んで仕事に使うスタイルが当たり前になったのは、MacBook Airが、多くのエンジニアやオフィスワーカーにとって充分な性能を発揮するようになったことが背景にあります。
持ち込んだMacBook Airを仕事の環境にフィットさせる際、mStandのようなノートパソコンスタンドを使っていました。もう1つの効能としては、外部ディスプレイを接続した際に、MacBook Air本体と外部ディスプレイの高さを合わせる、という意味合いもあります。
自宅でも職場でも1台のMacを使うことで、Macそのものを購入したり管理するコストを減らせます。その分バックアップなどの対策が必要になりますが、その話はまた別の機会に。
さて、ノートパソコンを持って外出していて、オフィスや自宅に帰ってきたときに何をするでしょうか。デスクに戻ってすぐに使い始めるかどうかにかかわらず、多くの人がまずMacBookにあるものを接続するはず。
そう、ACアダプタです。
MacBookシリーズでは現在、MagSafe 2という磁石で固定するACアダプタが採用されています。ACアダプタを持ち出しているなら、それを壁やタップのコンセントに差し込んで、ケーブルを取り回してMacにつなぎます。筆者のように忘れ物が多いと、予備のACアダプタを購入してカバンに入れっぱなしにしなければなりません。
デスクにはデスク専用ACアダプタがありますが、家に帰ってくると、しょっちゅうため息をつくことになります。MacSafe 2のコネクタが、机の裏に落ちてるわけです。そこで、今日のお題です。
お題
- 【デスクに戻るたびに、机に潜ってACアダプタを拾いたくない】
解決策
- → MOSでMagSafe 2を机の上にとどめられるようにすればいい。
もうデスクの下に潜りたくない
ちょっとかがめば良いじゃないか、と思われるかもしれませんが、1日に何度も出入りして、そのたびにMagSafe 2が机の下に落ちていると、本当にがっかりします。
最悪なパターンは、落ちないようにていねいに机の上で留まるようにしておいたのに、いざ帰ってきてMacBookに接続しようとMagSafe 2に手を伸ばしたときに、不意に手を滑らせて落としてしまうと、15分くらいは、その残念さに落ち込むことになります。
拾おうと潜ったくらい机の下で、更にケーブルのスパゲティを目の当たりにして、その整理を始めたり、綿ホコリを見つけてしまい、ウェットティッシュで拭いて空拭きまですれば、15分のショックから立ち直れます。ただし、これを1日に何回もやろうとしても、スパゲティは茹でる前のようにまっすぐになり、綿ホコリも溜まっていない状態に保たれるようになってしまいます。
オフィス向けのデスクには、ケーブルが机の上に留まるようにする機構が付いていて、さすがだな、と思わされます。ただ自宅で天板と足しかないような机を使っていると、その恩恵に授かることも難しく、何か、他の対策を施す必要があります。ただし、ビニルテープでの固定以外で。
おそらく、この悔しさを共有している人は筆者だけではないはず。そう思わせる製品がありました。