米SanDiskは13日(現地時間)、企業向けとなる自己暗号化SSD「SanDisk X300s SSD」を発表した。2.5インチフォームファクタの64GB / 128GB / 256GB / 512GB / 1TBのモデルと、M.2 2280フォームファクタ(片面)の64GB / 128GB / 256GB / 512GBモデルを用意。6月より発売する。

「SanDisk X300s SSD」(写真は2.5インチ版)

AES 256bit FIPS197認証ハードウェア暗号化エンジンを搭載するSSD。フォームファクタは2種類で、2.5インチ / 7mm厚のモデルと、M.2 2280(片面)のモデルに分かれている。

データ損失の防止などのニーズに応える信頼性の高いモデルで、TCG Opal 2.0およびMicrosoft Encrypted Hard Driveに対応。IEEE1667などの業界標準のセキュリティ仕様に準拠している。また、DEVSLP低電力モードによる電源管理機能に対応し、Microsoft InstantGoも利用可能。

インタフェースはSATA 6Gbps。最大転送速度は、シーケンシャルリードが520MB/s、シーケンシャルライトが460MB/s、ランダムリードが96k、ランダムライトが80k。重量は64GB / 128GBが51g、256GB / 512GBが55g。M.2 2280モデルが7g。