ブラザー工業およびブラザー販売は20日、リチウムイオンバッテリを備えたコンパクトタイプのドキュメントスキャナ「JUSTIO MDS-820W」を発表した。6月上旬より発売する。価格はオープン、店頭予想価格(税別)は22,000円～23,000円程度の見込み。
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JUSTIO MDS-820W |
持ち運び可能なコンパクトドキュメントスキャナ。本体にリチウムイオン電池を内蔵し、フル充電の状態で約450枚のスキャンが可能。充電はPCなどのUSBポートから行う。本体には1.2インチの液晶ディスプレイを搭載し、データの保存先やスキャン設定を画面で確認しながらセッティングが行える。電池の残量も確認可能。
読み取り可能な用紙サイズは、幅55～215.9mm、長さ90～812.8mmとなっており、原稿の給紙は1枚ずつ。原稿の用紙種類は普通紙、再生紙、はがき、名刺で、エンボス加工なしのプラスチックカードも読み取れる。用紙サイズの自動検出、傾き補正といった機能を備える。イメージセンサーは光学600dpiのCIS(片面)、読み取り速度は300dpiスキャン時でカラー/モノクロともに8秒/枚
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本体の操作パネルはシンプル |
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リチウムイオンバッテリとWi-Fiのオンオフスイッチ(写真左)。背面にはMicroUSBポートとSDメモリーカードスロット(写真右)。なお、製品に付属するSDメモリーカード(4GB)の使用が推奨されている。写真は撮影用のSDメモリーカードを使用 |
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IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)に対応し、スキャンしたデータをワイヤレスでPCに送信できる。本体への無線LAN最大接続台数は3台。USB 2.0インタフェースも装備する。本体にはSDメモリーカードスロットがあるので、スキャンデータをSDメモリーカードへ直接保存することも可能(JPEG形式かPDF形式)。また、iOS/Android用の無料アプリ「ScanHub」を使用することで、SDメモリーカードに保存したデータをスマートフォンなどに転送して閲覧する機能を持つ。
本体サイズはW308×D52.5×H40.7mm、重量は約480g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.7.x / 10.8.x。同梱のソフトウェアは、スキャンソフトの「Mobile Document CAPTURE」と「Button Manager V2」(Windowsのみ)、文書管理ソフトの「Presto! PageManager 9」、名刺管理ソフトの「Presto! Bizcard 6」。そのほか、クリーニングクロス、ソフトキャリングバッグ、4GBのSDメモリーカード、MicroUSBケーブルなどが付属する。
