Online Backup & Data Backup Software - Backblaze

オンラインバックアップサービス企業Backblazeは5月12日(米国時間)、「Backblaze Blog ≫ Hard Drive Temperature - Does It Matter?」において同社の運営するサービスで活用している大量のハードディスクに関して温度と故障率の関係について伝えた。全体としてみた場合、ハードディスクの動作温度と故障率には関係がみられないとしているが、Seagate Barracuda 1.5TBだけは例外で、このモデルは動作温度が高いものは故障しやすい傾向が見られたとしている。

Backblazeでは1つのストレージポッドに45個のハードディスクスロットが搭載されており、導入初期はすべて同じプロダクトでこの45個のスロットを埋めていたと説明。その後、ハードディスクが故障するごとにハードディスクの交換を繰り返したことで最終的に1つのストレージに複数のメーカー・モデルのハードディスクが混在する状況になったと説明している。

Backblazeはハードディスクの動作温度の傾向がモデルごとに異なることにも言及。複数のモデルのハードディスクが混在している環境では、各モデルの平均動作温度よりも高い温度で動作するものもあれば、低い温度で動作するものもあるといった説明もある。