パナソニックは4月14日、ふとん掃除機「MC-DF100C」を発表した。ふとん掃除機としては初めて「赤外線センサー」を搭載し、ダニやゴミを検知して取り除く。発売6月15日で、カラーはピンクとホワイトの2種類、価格はオープンとなっている。推定市場価格は20,000円前後(税別)。
赤外線センサーは、約70μmまでのダニやゴミなど検知すると、ランプを点灯し掃除する箇所を知らせるもので、目に見えない汚れの取り残しを防ぐ。
ヘッド部分は、ふとんの吸着性を高める同社オリジナル「W回転ローラー」を採用。W回転ローラーでふとんの上を軽くたたき、「かき出しブラシ」で繊維に潜むダニや花粉などをからめとる。吸い込み仕事率180Wと、キャニスタータイプのようなパワフルさでゴミをしっかりと吸い込む。ふとんのアレル物質除去率は99%以上としている。
本体は約1.9kgと軽量で操作性にも配慮され、ふとんの他ソファやクッションといった柔らかい布製の掃除にも向く。また、卓上や棚などの掃除に便利な「小型ノズル」と、サッシやソファなど細かい隙間掃除に重宝する「すき間ノズル」が付属し、ふとん以外の掃除にも活用できる。
集じん方式は「紙パックレス式」で、吸い込んだダニやゴミはメッシュフィルター・スポンジフィルター・不織布フィルター(ダストパック)・プレフィルターの4層でキャッチする。ダストボックス内に吸い込んだダニの死亡率は約99%。
主な仕様は、ノズルタイプがふとん清潔ノズル、センサーが赤外センサー、吸い込み仕事率が180W、消費電力が700W、集じん容量が0.4L。本体寸法はW126×D360×H172mmで、本体質量(標準質量)が1.9kg(2.3kg)となっている。