台湾のHTCは米国および英国時間25日、フラッグシップモデルスマートフォン「HTC One」の最新モデル「HTC One (M8)」を発表した。前モデルのHTC One (M7)と比較してディスプレイの大型化、高性能のCPUを搭載するなど全般的にスペックが向上したほか、背面に「Duo Camera」と呼ばれる2つのカメラを新たに搭載したのが特徴。

HTC One (M8)

HTC One (M8)は5インチサイズのフルHD(1080p)ディスプレイを搭載したAndoridスマートフォン。一部スペックを向上させつつ、大型化するAndoridスマートフォンの時流に乗り、4.7インチサイズのHTC One (M7)よりもひと回り大きくなった。それに伴い、サイズ/重量も、HTC One (M7)の137.4×68.2×9.3ミリ (143グラム)から146.36x70.6x9.35ミリ(160g)へと大きくなり、重量もわずかに増している。

同端末の最大の特徴はカメラ機能。背面に備わった2つのカメラ「Duo Camera」により、撮影シーンの詳細な奥行き情報をキャプチャし、撮影後にフォーカス位置を変更することで写真の見栄えを瞬時に変えることできる。低照度でも光を色彩豊かに表現できる「HTC UltraPixel」センサー搭載、F値は2.0とったスペックは前モデルと同じだが、フロントカメラの画素数は、前モデルが2.1メガピクセルだったのに対し、5メガピクセルに向上している。

ワンタッチで焦点位置を変更可能

CPUはQualcommの「Snapdragon 801」(4コア、2.3GHz)。RAMは2GB、ストレージは16GB/32GBの2種類を用意。最大128GBのmicroSDカードにも対応する。Wi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHzおよび5GHz)対応。Bluetooth 4.0(aptx対応)、NFC、DLNAなどをサポートする。

(記事提供: AndroWire編集部)