パナソニックは13日、UHS-I対応機器と組み合わせると30MB/s以上の転送速度が保証され、デジタルカメラで4K動画の録画もできる「UHSスピードクラス3 (U3)」対応のSDカード「RP-SDUC」シリーズを発表した。価格はオープン。

ラインナップと店頭予想価格は、16GBのSDHCカード「RP-SDUC16GJK」が4,800円前後、32GBのSDHCカード「RP-SDUC32GJK」が8,600円前後、64GBのSDXCカード「RP-SDUC64GJK」が17,000円前後(いずれも税別)。

RP-SDUCシリーズ(左から64GB、32GB、16GB)

UHS-I対応機器での最低保証速度が30MB/s以上となる、高速インタフェース「UHSスピードクラス3」対応のSDXCメモリーカード。ミラーレス一眼での4K動画や高速連写などの撮影で安定して使用できるとする。撮影時間は64GBモデルの場合、4K動画撮影時(4,096×2,160ドット)で約1時間26分、AVCHD動画撮影時(1,920×1,080)で約8時間30分。

また、IPX7の防水/耐静電気/耐磁石/耐エックス線/耐衝撃/耐温度の6つの「プルーフ機能」を備えるほか、内部に渦電流や異常熱が発生しても、本体の発熱や発火を防ぐ「ヒューズ機能」も搭載する。

本体サイズはH32×W24×D2.1mm。重量は約2g。データ転送速度は読み出し最大90MB/sで、書き込み最大45MB/s。UHS-I非対応の機器で使用すると、最低10MB/s以上の転送速度となるクラス10規格で動作する。