リンクスインターナショナルは5日、Antec製PCケースの新モデルとしてドライブベイを17基搭載したE-ATX対応フルタワーケース「Nineteen Hundred」を発表した。15日より発売し、店頭予想価格は32,980円前後。

Nineteen Hundred Red

Nineteen Hundred Green

本体に17基のドライブベイを搭載し、高い拡張性を備えたフルタワーPCケース。ワークステーションやサーバ用に採用されるSSI CEB、ハイエンドゲーミングPC向けのE-ATXマザーボードに加え、ATX、マイクロATX、Mini-ITXと幅広いフォームファクタを柔軟に利用できる。

9基の拡張スロットにより、2スロット占有のグラフィックスカード4枚による4-wayマルチグラフィックスが可能。このほか、2基の電源ユニットを搭載可能なデュアルPSUシステムに対応する。

9基の拡張スロット

電源スペース

サイドパネルは二層構造の遮音パネルなほか、サイドパネル下部はにはケースのボトムへアクセスできる「メンテナンスボトムパネル」を採用する。また、裏配線に便利なケーブルホール、フロントとトップ、ボトムにそれぞれダストフィルタを搭載する。

サイドはアクリルパネル搭載

二層構造のパネル

サイドパネル下部は開閉式でボトムにアクセスできる

各ダストフィルタ

冷却ファンは、120mmファンをフロントに3基、トップに2基、リアに×1基を標準で搭載する。いずれも900rpmと1,500rpmという2段階に回転数を設定できる。オプションとして3.5/2.5シャドウベイに2基の120mmファンを増設できる。トップにはラジエーターの搭載も可能となっている。

搭載ベイは、5インチスリムベイ×3基、3.5/2.5シャドウベイ×12基、2.5インチ専用シャドウベイ×2基。拡張スロット数が9基。330mmまでのグラフィックスカードや高さ175mmまでのCPUクーラーが搭載可能。

対応電源はATX、フォームファクタはSSI CEB / E-ATX / ATX / マイクロATX / Mini-ITX、インタフェースとしてUSB 3.0×4、USB 2.0×2、オーディオポートを備える。本体サイズはW225×D555×H695。本体カラーはレッドとグリーンの2色を用意する。