米AMDは10日(現地時間)、デスクトップ向けGPUの新モデルとしてエントリー向けの「Radeon R7 250X」を発表した。詳細な出荷日や価格は現在のところ不明だが、99米ドル未満で提供されるという。
DirectX 11.2、OpenGL 4.3のほか、AMD独自のグラフィックスAPI「Mantle」に対応するが、音響技術「TrueAudio」に関する表記がないことから、既存のRadeon R9/R7シリーズおける一部のモデルと同様に、Radeon HD 7000シリーズの製品をベースとしている可能性がある。なお、Radeon HD 7000シリーズの中ではRadeon HD 7770の仕様と近い構成となっている。
主な仕様は、SP数が640基、コアクロックは最大1,000MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは4.5Gbps(データレート)、補助電源ピンは6ピン×1。TDPは95W、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。TDPは95W、映像出力コネクタはDVI×1、HDMI×1、DisplayPort×1。