安価ながら本格的な3Dスキャナ

3D Systemsから、個人向けのハンディ3Dスキャナ「Sense」が登場、オリオスペックにて発売となっている。同ショップでの価格は57,750円。従来の業務用製品などに比べると、非常に安価なのが特徴だ。

ハンディ3Dスキャナ「Sense」。3Dプリンタ大手の3D Systems製

センサー面を対象物に向けたまま、360°全方向から撮影すればOK

個人向けの3Dプリンタが普及しつつあるが、出力するための3Dデータの作成は「誰でも簡単に」とはいかないのが現状。だが、このSenseを使えば、写真を撮るのと同じような感覚で3Dデータを作成できる。もちろん、作成したデータをSTL形式で保存して、3Dプリンタで出力することも可能だ。

製品の大きさは17.8×12.9×3.3cmとコンパクト。重さはわずか590gで、片手で持っても疲れないだろう。撮影可能な物体のサイズは3m立方まで。小物、ペット、人物、バイクなど、様々な対象をPCに取り込むことができる。3DスキャンにはPCが必要で、撮影や編集が可能な専用ソフトが付属する。