ライフメディアは15日、タブレットに関する調査の結果を公表した。調査は10代から60代の全国男女3,600名に対し、タブレットの購入意向などを聞いたもの。タブレットを欲しくないと回答した人の73%が、タブレットを購入しない理由について「PCがあれば良い」と答えた。

タブレットの所有率を聞いたところ、全体の18.8%が「持っている」と回答した。男性全体では23.3%、女性全体では14.3%だった。年代別にみると、最も所有率が高いのは40代男性の27%で、最も低いのは60代女性の10.7%だった。

タブレットの所有率を聞いたところ、全体の18.8%が「持っている」と回答した

タブレットを所有していない人に対して、購入を検討しているか聞いたところ、全体の54%が「購入・利用したいと思わない」、全体の40.2%が「今度欲しいと思っている」、全体の5.8%が「現在購入を検討している」と回答した。

タブレットを所有していない人の54%が「購入・利用したいと思わない」と回答した

「購入・利用したいと思わない」と回答した人に対して、その理由を聞いたところ「PCがあれば良いから」という回答が72.6%と最も多かった。次点で「自分に必要だと思わないから」(35.7%)、「スマートフォンがあれば良いから」(29.7%)、「価格が高いから」(14.6%)と続いた。また、タブレットを購入した場合、PCは不要になるかを聞いたところ、全体の45.1%が「PCも必要」、全体の36.8%が「PCは絶対に必要」と回答した。

「購入・利用したいと思わない」と回答した人に対して、理由を聞いたところ「PCがあれば良いから」が最も多かった

一方、「今後欲しいと思っている」「現在購入を検討している」と回答した人に対して、その理由を聞いたところ「持ち運びに便利そうだから」が52.4%で最も多かった。次点で「PCでできることの多くが、タブレットでもできるから」(48%)、「スマートフォンより画面が大きく見やすいから」(43.8%)、「手軽にインターネットができるから」(43.1%)と続いた。

タブレットを欲しいと思う理由については「持ち運びに便利そうだから」が最も多い回答だった

本調査はライフメディアが運営するリサーチバンクが調査したもの。調査対象者は10代から60代の全国男女で、調査期間は3日から8日まで。有効回答は3,600件。男女構成は10代から60代まで各300名ずつ。