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山形カシオの小型水中トランシーバー「Logosease」(ロゴシーズ)が、山形県などで構成される山形デザインコンペティション実行委員会主催の「山形エクセレントデザイン2013」において、「イノベーションデザイン賞」を受賞した。

「山形エクセレントデザイン」は、魅力的で競争力の強い商品づくりとデザインマインド向上を目指す事業として、山形県内で企画・開発・生産されている家庭用品・事務用品・公共用品という3分野の製品を対象としたもの。優れたデザインの製品について、選定・顕彰している。

2013年は79社から118点の応募があったとのことで、そのうち15点が受賞となった。山形カシオのLogoseaseは、従来にはない新たなシーンを創造するデザインが特に高く評価され「イノベーションデザイン賞」に選定されている。

LGS-RG004

LGS-RG004

LGS-RG005BA(2個セットの普及モデル)

今回受賞したのは、Logoseaseの初号機となる「LGS-RG004」だ。ダイビングで使用する一般的な水中マスクに装着し、レギュレータをくわえたまま水中で音声会話できる(2013年1月発売)。基本的にはレジャーダイビング向けの製品で、筆談や手信号といった従来のコミュニケーション方法、および特殊な業務用機材とは異なり、手軽に会話を楽しめる斬新な機器として注目を集めている。

現在のラインナップは、上記のLGS-RG004(本体カラーはブラックとイエロー)に加えて、2台セットの普及モデル「LGS-RG005BA」、消防・警察向けのレスキュー仕様モデル「LGS-RG004-SAR」、水中のダイバーと交信できる陸上機「LGS-SS001」を展開中。