ジーエフケー マーケティングサービス ジャパンは11日、2013年度上半期(4~9月)の量販店などリテール市場における、PCとタブレットの販売台数の調査結果を発表した。同調査によると、2013年度上半期のPCとタブレットを合わせた販売台数は前年同期比で1%増。PCが同24%減となる一方で、タブレットは同89%増と大幅な成長を遂げ、明暗がはっきり分かれる結果となった。

タイプ別の数量構成比においても、タブレットは前年同期からほぼ倍増となる42%に達し、ノートPCの46%に肉薄している。同社では2012年度下半期以降にタブレットの伸びが顕著である背景に、7型タブレット市場の急速な拡大があるとみている。

パソコンおよびタブレット合算の販売台数推移(出展:GfK)

タイプ別の数量構成比推移 (出展:GfK)

なお、同調査においてWindows搭載タブレットはPCとして分類される(RT端末を除く)。リテール市場の定義は、量販店と専門店、携帯電話専門店、インターネット通販(メーカー直販を除く)となる。